人事制度を運用する時の注意点
人事評価制度で課題が生じやすいのは以下の3つです。
評価者研修の開催
評価者向けに評価制度の目的や評価エラーの対策、評価目線合わせをレクチャーします。
評定会議の推進
評価結果を集計し、評価ランクを確定する会議の推進役を務めます。
昇給・賞与資料の作成
評価結果をもとに、昇給、賞与の試算表を作成し、経営者と個別に打ち合わせをします。
人事制度の運用サポートが必要となる理由
評価者研修の開催が必要な理由
評価制度の運用において、適切な評価の実施は不可欠です。
・評価の目的を理解している評価者は、その目的に沿った評価を行うことができます。
・評価者が起こしやすい評価エラーなどを事前に理解することで、より公正で客観的な評価を行うことができます。
・評価者間で評価の基準や目線合わせをすることは、評価の公平性を保つことができます。
社内の評価が同じ基準で評価を行われることで、評価に対する納得感や信頼性を高めることにつながります。
評定会議推進のサポートが必要な理由
評定会議にの準備には、評価結果を集計するなど様々な資料作成や時間が必要です。
そうした手間を外部へ委託し、評定会議に集中することで効率よく評価制度の運用が可能となります。
また、初めての評定会議を行う場合は、社内での意見の対立や偏りが生じることもあるため、中立的で客観的な立場からのサポートは、会議の円滑な進行や評価プロセスの公正性と透明性が確保されます。
昇給・賞与資料作成のサポートが必要な理由
昇給・賞与の決定には、評価を集計し、試算表や資料作成が必要です。
そうした手間を外部へ委託し、処遇の決定に集中することで効率よく賃金制度の運用が可能となります。
また、専門家が関与することで、世間一般的な考え方や相場感などを踏まえた判断ができ、公平であるという信頼感にもつながります。
運用スケジュール
人事評価期間に合わせた「運用スケジュール」のイメージは以下の通りです。
運用スケジュールに合わせて、サポートを行います。
人事制度の運用代行にも対応しております!
人事評価制度の「運用スケジュール」に合わせて弊社が運用を代行するサービスも行っております。
- 評価案内
- 評価のスケジュールを各社員に個別に案内します。
- 評価シートの配布
- 評価のスケジュールに合わせて各社員に個別に評価シートを配布します。
- 評価シート回収
- 社員が実施した評価シートの回収業務を代行します。
- 評価集計
- 評価結果を集計し、評価会議用の資料を作成します。
- 評定会議開催
- 評価会議へ参加し、評価の甘辛調整や最終評価点、評価ランクの決定に関するアドバイスをします。
- 賞与資料作成・打ち合わせ
- 評価会議の結果をふまえ、賞与を検討する資料を作成し、賞与の決定に関するアドバイスをします。
- 昇給資料作成・打ち合わせ
- 評価会議の結果をふまえ、昇給を検討する資料を作成し、昇給の決定に関するアドバイスをします。
- 制度メンテナンス
- 評価結果を踏まえ、評価シートや各種運用ルーツ、賃金表などのメンテナンスをアドバイスします。
- 評価履歴の管理
- 各社員の評価履歴を管理し昇格要件へ反映します。